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しあわせの雨傘

昨日観たのは「しあわせの雨傘」。

「8人の女たち」のフランソワーズ・オゾン監督×カトリーヌ・ドヌーヴ。オゾン監督らしく(というほどよく知らないけど)、前作同様にコミカルで痛快だけどちょい辛辣で魅力的な映画。前作ほどじゃないけれど、登場人物が突然歌い出すところも同じ。ただ、カトリーヌ・ドヌーヴ万歳な映画ともとれるので、女性寄りの評価かもしれないけど・・・エンディングも大団円的な超ハッピーエンドで清々しい。

ジェラール・ドパルデューがさらに大きくなっていた。太ったというより、巨大化。それが唯一怖かったよ。
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ヤギと男と男と壁と

先週観たのが「ヤギと男と男と壁と」。

ジョージ・クルーニーとケヴィン・スペイシーのコメディ、という触れこみに惹かれてだったけど、わたしにはコメディじゃなかった。感動的なヒューマンドラマ。ネットでも、いろいろ元ネタがおもしろいという評価はたくさんみるけれど(たしかにそういう意味でもおもしろいことはおもしろい)、感動したという寸評している人、ほとんどいないみたいだけど・・・でも同行した家族もわたしとおなじ感想だった。
サイキックなことの認識次第ではコメディとも取れるけど、科学で検証できないこともあるよね、的な価値観で観るとなかなか素敵な映画。そしてジェフ・ブリッジズがハマり役。万人にリコメンドはできないけど、映画が好きな人にはオススメだ。
ただしもうほとんど劇場ではやっていない。わたしは新橋で観たけど、線路の真下の公民館のような映画館だった(その分料金が800円とか)。なんと隣にはピンク映画がかかってたし、場末な感じでなかなかおもしろかった。

グラン・トリノ

20090505205918
春キャベツとキノコ炒め
玉ねぎ納豆
もずく酢
枝豆豆腐(市販品)
大根味噌汁
玄米ごはん
一番搾りスタウト

多品種野菜ごはん。

グラン・トリノを観てきた。
さすがのクリント・イーストウッド監督作品、終始グイグイ引き込まれる展開で2時間があっという間だった。時に笑いも交えて、でもあざとくはなくて。クリントさん、本当にいい映画撮るよね。
脚本も秀逸。ストーリーがシンプルでわかりやすく、でもまったく飽きさせない。
イーストウッドはこれを最後の監督主演作品にすると言っているらしいが、本当にそうなったら非常に残念。確かに本当におじいちゃんになっちゃったけどさー

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

ロード・トゥ・ルーベ

パリからルーべ(たぶんベルギー)まで、160マイルの自転車レースに密着したドキュメンタリー、ロード・トゥ・ルーベ

真昼間しか上映していないのだけれど、木曜だけは夜の回があるので、会社の自転車部有志で昨日観てきた。
自転車レースで有名なのって、「ツール・ド・フランス」あたりだけれど(わたしが知ってるのはそのくらい)、この「パリ?ルーべ」に出場した人たちにとっては、「ツール・ド・フランス」よりはるかに過酷かつ魅力的なレースなのだそうだ。どう考えてもMTBで走るべきな溝の深い石畳が続く道なんて、どうやったらロードバイクで走れるのか見当もつかない。石畳の間に入って抜けなくなると思う。絶対。ものすごくスリリングだ。
自転車が好きな人には楽しい映像の連続で、わたしはわりと楽しめた。ただ、レースの熱さほどにはこのドキュメンタリーは温度感が低かったな。もうちょっと盛り上げてもいいような気がするな。

あと、会場のアップリンク・ファクトリー、ちょっとした教室か会議室みたいな大きさで、まるで高校の文化祭の映画部の上映会のような設備。椅子も適当に並べただけだし、「今から上映しまーす」と肉声でアナウンスするしで、手作り感満載だった。なんだかおもしろい。

で、帰りは渋谷のへぎそば屋さんで美味しい魚やさつま揚げや蕎麦をいただき、自転車の話で盛り上がった。わたしは結局ものすごくロードバイクがほしくなってきちゃって、困ってる。わたし以外全員ローディなんだもん。

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

チェ 28歳の革命

要約すると
チェ・ゲバラがカストロと会い意気投合してキューバ革命を成功するまで、要は30歳までのチェの半生。

思ったこと
たいへん恥ずかしいことだが、これまでチェ・ゲバラにもキューバ革命にもほとんど関心も知識もなかった。チェについてはラテン系の革命家らしい、キューバ革命についてはその後の米ソの対立が深まった原因のひとつらしい、その程度。
なのでストーリーを理解することが難しくて、必死で政治的な内容の字幕を熟読しなくちゃならなかった。しかもデル・トロ以外の俳優がほとんど同じ顔に見える・・・そのため、せっかくのデル・トロを満喫しきれなかったのが悔やまれる。

ストーリーは時間軸をばらしてあり、時々30代のチェが国連で演説しているシーンや、インタビューを受けるシーンが挟まる。その映像は白黒だったりハンドカメラっぽい映像だったりして、20代のころのメインストーリーの映像とは違うテイストで撮られているので、ハッキリ区別できた。この手法って「トラフィック」(ソダーバーグ監督)でもやっていたんだよな。
さらに銃弾の音がすごく心に響く。ハリウッドムービーのように強調された音でもなく、たぶんあれがリアルな音なんだろうなと思わせる。

ただ、たぶん史実に忠実すぎるからだと思うんだけど、物語は非常にシンプルかつ淡々と進んでいく。そしてほとんど全編戦闘シーンばっかり。前半は延々ジャングルでのゲリラ戦、後半は延々市街地でのゲリラ戦。特に前半は負傷シーンばっかりでとにかく痛そうだった・・・革命に負傷はついてまわるものなのだと深く理解した。
展開については、淡々としているからこそリアルでチェの思いも引き立っていて、わたしは胸を打たれんだけれど、観る人によってはすごくつまらないかもしれない。いわゆる娯楽映画とは正反対だから。

とにかくデル・トロのチェっぷりは異常なほど。すごい情熱で演じているのがよく分かる。噂によるとデル・トロがソダーバーグに持ちかけたのが始まりらしいし。あまりのチェっぷりに、チェがカッコいいのか、デル・トロがカッコいいのか、もはや区別がつかなくなっていた。革命は愛ですよ。ええ。

ちなみにほぼ全編スペイン語。デル・トロももともとメキシカンだし。アメリカでは、どのように公開しているのだろう?

評価
もう一度観たいか: ★★★★☆(話を追うのに精一杯だったので)
人に薦めたいか: ★★☆☆☆(チェにもデル・トロにもソダーバーグにも興味がない人には不向き)

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

チェ(予告)

今から「チェ 28歳の革命」を観るよ。監督はわりと好きなソダーバーグ、主演は最愛のデル・トロだ!すげー楽しみ。
ただ、新宿ピカデリーの座席はなんと20%も埋まってない。朝早いからかなぁ。わたしは強烈に朝型女なので、既に朝ヨガのクラスを終えて、これが2つめの用事なのだが…

ゆれる

要約すると
田舎(たぶん山梨?)の冴えないガススタンドを継いで同じことの繰り返しな日々を過ごす兄・ミノル(香川照之)と、東京で写真家として派手な毎日を送る弟・タケル(オダギリジョー)、二人の共通の知人チエ(だっけ?)をめぐって実にややこしいことになる話。

思ったこと
オダギリジョーと香川照之の二人が出ていて、かつ伊武雅刀と蟹江敬三が脇を固めている、というキャストのみでつい見てしまった。けっこう前の映画で好評だったことはなんとなく知っていたけど。

まずはオダギリジョー。かっこよくてやや嫌なやつがうまい!ベッドシーンがいい感じ(笑)。
そして香川照之。あり得ないほどうまい!洗濯物を畳む後ろ姿でちょっと振り返ったときの表情とか、吊り橋の上でのストーカーめいた挙動とか、法廷で何かが憑いているかのようにどもりながらも雄弁に話すさまとか、そして最後に微笑するカットとか・・・もうね、すげぇっす。
という、二人の熱演だけでも見る価値がある。

そして監督がうまいの。
前半のオダギリジョーの生活はオシャレなビデオクリップを見ているようだし、吊り橋のシーンはロードムービーのように「ゆれる」。チエのタケルへの接しかたなんてもう・・・微妙に男が逃げ出したくなる感じで、本当にうまい。たまんない。というか、ミノルはちょっと寓話っぽい感じがしたけれど、タケルとチエのあり方、セリフ等は人知を超えたリアリティだと思う。監督の、タケル的男とチエ的女への観察力は感動的だ。

脚本は、いろいろな取りかたがあると思う。私は一人っ子なので、兄弟が比較されたり、兄弟間で優越感や劣等感を感じたり、そういうことがリアルには分からないのだが、想像すると怖い。と同時に羨ましい気もする。そして、兄も弟も父も叔父も問題の女も、みな良い人でも悪い人でもなく、ちょっと業が深いだけの人たちだと感じる。
法廷ドラマではないので、事実がどうだったかということはどちらでもよくて、ただ、事実ってこういう風に不正確で曖昧なんだよなぁと気づかせてくれる。監督が脚本を書くのって、脚本の狙いどおりに監督できる分、一本筋の通った作品になるんだろうな。
蛇足だけど、母の葬儀のシーンで「女の裸撮るときは俺にも連絡してよ!」というおじさんと、ひげダンスの伊武雅刀は笑った。

評価
もう一度観たいか: ★★★★★(ぜひ観たい)
人に薦めたいか: ★★★★☆(面白いと思うけど人は選ぶかもしれない)
〔理由〕
重い話。ただ、最後にかすかな光が射して終わるのが救い。一人で集中して観るのが吉だと思う。劇場だと号泣できないし(たぶん劇場じゃなかったら号泣してたんだと思う)。あとオダギリジョーのエッチなシーンで視線に困るし(笑)。

ボンボン

要約すると
パタゴニアで冴えない人生を送っている中年の主人公が、ちょっとした人助けのお礼に闘犬のボンボン(ドゴ・アルヘンティーノ)を譲り受け、それによって人生が変わっていくロードムービー。

思ったこと
後で知ったことだけれど、監督を除いて全員が素人らしい。主人公のおじさんもどっかのガレージ係だし、相棒である闘犬のトレーナー役の人も動物を飼うことが本業。そんな人たちを映画でメイン級に据えて映画を撮ろうということが、まずすごい。

話も全般的にゆるーい感じ。人生が変わっていくといっても、アメリカンドリーム的な話ではない。誰もが経験しているような「物事がいいほうに転がっていく」出来事の延長線上にあるような人生の変わり方。
この映画で「現代版わらしべ長者」みたいに評している人もいるようだけれど、それはちょっと違うように思う。なぜなら、(まだ)ぜんぜん大金を得ていないから。このまま貧しい暮らしが続く可能性も結構あるから。
でもその分リアルで、夢があって、ハッピーで、実に味わい深い。エンディングも大団円でバンザーイ!みたいにもっと盛り上げることもできるのに、あんなにゆるいとは・・・地味ともいえるけど。

あと、犬を擬人化させていないところもちょっと意外。他の国で犬が主役級の話だと、擬人化したり過剰に演技させようとしたりするじゃないですか。それはそれで面白いんだけど、この映画は犬に過剰な演技を要求していないので自然な感じなのだ。それでも犬はかわいいしな。まあドゴ・アルヘンティーノってマスティフとブルドッグとブルテリアを交配させた犬なので、かわいく思えない人もいるだろうけど。

ところで、劇中でもちょっと触れられていたけれど、隣国ブラジルが経済発展して(BRICSとか言うしね)注目されている一方で、アルゼンチンは少し取り残されてるっぽい。南米の貧しさってアジアの貧しさとは違う感じだ。そしてパタゴニアってものすごーく風が強いのね。びっくりした。

評価
もう一度観たいか: ★★★★★(DVD出たら買いたい)
人に薦めたいか: ★★★☆☆(地味なので、微妙なんだろうな)
〔理由〕
疲れたときに見るといい映画だと思う。なんとなく。パタゴニアの荒涼とした景色もいいよ。

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

21g

要約すると
心臓の移植を待つショーン・ペンと、事故で家族を亡くしたナオミ・ワッツと、その事故を起こしたベニチオ・デル・トロの人生ドラマ。(またずいぶん手抜きな要約・・・)

思ったこと
ショーンペンとデルトロ、二人が揃って出ている垂涎の作品。でもあまりに重い話っぽかったので、新作で借りるだけ借りておきながら、なかなか観る気力が沸かなかった。いや実際本当に重いんだけど、重さより凄さが上回る映画だな。そして一回観ただけでは「凄い」以上の感想が・・・orz

話自体はちょっと複雑で、時間軸もかなり交錯しているので、少なくとも上記の要約程度の予備知識がないと分かりにくい。てか、この程度の予備知識があっても、私には理解できないところがあった(笑)。割と最初の方に、ショーンがナオミに介抱されているシーンがあって「?」だったんだけど、それって事故後だいぶ経ってからのシーンだったのね。勘のいい人なら分かるんだろうけど、勘が鈍い私には暫く分からなかったの。

それはそうと、ショーンペンはいい意味で歳をとってきたな。もう50歳ちかいんだっけ。でも、時々見せる上目遣いとかは相変わらず可愛いし、困ったときの表情はこっちまで困っちゃうような顔をするし、上手さを感じさせないほどに上手い。(ちなみに中野翠曰く「上手さを自慢げに見せ付ける筆頭がメリル・ストリープ」...すげぇ共感)
デルトロはちょっとお腹が出たな。古谷一行にはもう似てない・・・と思う。図体の大きさが全然違うよね。大男ってあまり興味ないんですけど、彼は大きさと太さがセクシーに結びついていてすごーくヨイ。そしてこれまた恐ろしく上手い。
あとシャルロット・ゲンズブールがすごーく綺麗。すごいニュアンスのある声と雰囲気がもうたまんねーっす。さすがフランス女だな。

最後に、専門的なことは何一つ言えないけど、斬新ではないけれど、監督のセンスがとてもしっくり来た。あと、これまた斬新ではないけどニュアンスのあるカメラワークも良かった。私がこういう点でいいなぁと感じる映画ってそんなに多くない(しかし要求レベルが高いという意味ではない)ので、大変珍しい。


評価
もう一度観たいか: ★★★★★(観ないと話を完全に理解できないのでw)
人に薦めたいか: ★★★★☆(いい映画だと思います。さすが主演の3人がアカデミー賞にいくつもノミネートされただけある)
〔理由〕
ミスティック・リバーとかの流れに近い感じ。こういう重たさは好きだし、面白いと思う。

テーマ : 私が観た映画&DVD
ジャンル : 映画

有頂天ホテル

すっごい久しぶりに映画を観たので、今更ながらレビュー。
(実は去年数本観たけどレビューしてない・・・)

要約すると
年末年始にホテル内部で繰り広げられるヒューマンドラマ。
(え、それだけ?ええそれだけなんです)

思ったこと
三谷幸喜の「HR」と「新撰組!」に心を奪われた以上、やっぱり観にいきたいじゃないですか、ねえ?
三谷作品って基本的なキャストがあんまり変わらない。戸田恵子とか相島一之とか浅野さんとか生瀬さんとかね。でもとにかく彼ら俳優陣がうまいので、「これってHRと同じじゃん」みたいなことにはならない。特に今回は生瀬さんがいい味出してた。というか、HRのホイさん役があまりにもキョーレツなので、そのギャップのせいかもしれないけど。
で、今回のキャスティングで新鮮だったのはYOUだっ。むちゃくちゃ可愛いー。声とかもほんとに可愛い。最近ワイドショーネタになっていたけれど、彼女40歳超えてるんだよねぇ。セクシーなところもありつつ可愛いので、男女問わず評価高いと思う。私もこれからは、小池栄子ではなくYOUを目指そうっと。(ムリだって)
ストーリー自体は、基本コメディだけど心に残るところはちゃんと心に残る、という感じ。主人公の別れた奥さんとの逸話とか、ちょっと泣けたりするし。あと、幸運の人形がめぐりめぐっていくあたりとか、いかにもっていう仕込みもあったりして。
決して期待以上ではないけれど、大きい期待に応えるほどにきちんと娯楽映画してるなぁって思った。

評価
もう一度観たいか: ★★★★☆(ぜひDVDで観たい。1回観ただけじゃ拾えないコネタもありそうだし)
人に薦めたいか: ★★★☆☆(まあ、興味があればね。映画3作の中では一番面白かった)
〔理由〕
あんまりレビューになってないけど、観にいくことそのものが重要だったので(笑)、いいんだって。
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