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レッド・ドラゴン

要約すると
アンソニー・ホプキンス演じるハンニバル・レクター博士っていう超有名&有能な犯罪心理学者は実は凶悪犯罪者というか狂人でカニバリスト(って言葉はあるのかな?)なんだけど,それを天才FBI捜査官のエドワード・ノートンが推理して逮捕してレクターは刑務所にいるって設定から始まって,新たな猟奇殺人犯を突き止めるべくエドワード・ノートンはレクターに協力を依頼してヒントをもらいつつ猟奇殺人犯に迫って行くけれど同時進行でレクターはこの殺人犯に「エドワード・ノートンを殺せ」ってメッセージを出していてさあ大変,でもなんとか殺人犯を突き止めて逮捕に行くと家族に魔の手が...ああ大変!って話。(すっごく説明しにくい)

思ったこと
言わずと知れた(知れてないかも)レクター博士モノの3作目であり完結編。でも全体の流れとしてはこれが一番古い話で,「羊たちの沈黙」のクラリス(=ジョディ・フォスター)に出会う直前で終わる。あと5秒経ったら「クラリス」って言葉が絶対出るぜ,ってシーンで終わるのが,にくい。
映画の路線は「ハンニバル」より「羊たち...」に近い。グロテスクさよりは怖さが優先されてると思う。ハンニバルってややもすると「んなわけねーだろ!」ってツッコミ入れたくなるような,グロテスク極まって笑っちゃうような面があるけど,3作目では笑うシーンはほぼ皆無だった。
なので,考えようによっては「羊たち...」の二番煎じに感じるのは「ハンニバル」よりも本作だったりする。怖さ4割減(レクター博士はほとんどずっと独房の中だからね),華やかさ4割減(そりゃエドワード・ノートンやいぶし銀のハーベイ・カイテルが束になってかかっても,ジョディ・フォスターの華やかさには叶うまい)だ。
とは言っても,観に行って後悔したということは全くなく,やっぱり話にはグイグイ引き込まれて口あんぐり開いて呆然と鑑賞してしまったし,音楽やセットの荘厳さと怖さが紙一重な感じも健在で,観に行って良かったのは間違いない。
で,結局何が怖さとか迫力を4割減にしたんだろうか?って考えてみると,もちろん最初はインパクトが大きいけど,だんだん慣れてしまう&読めてしまうから,っていうのはある。
別の側面として, 犯人役の人が割と早めに顔が出ること,そしてその人は容姿にただならぬコンプレックスを抱いているって設定なんだけど,どうしても並以上の容姿+立派な体躯なのでイマイチ犯人の持つコンプレックスに共感できないこと(並以上の容姿でもあれだけ精神的に傷付いてしまうほど幼少期の精神的虐待が心に与える悪影響って大きいんだよって啓蒙なのかもしれないけど)。このあたりにどうやら原因がありそう。犯人の「狂ってる」感が薄いので,空恐ろしさみたいのが半減してる感じ。「普通な人が狂人だからこそ怖い」という文脈のストーリーでもないしね。てなことを,同行者とも話し合って意見の一致を見たのであった。
そしてやっぱり美人FBI捜査官とレクターとの微妙な関係,っていうオマケがなくなったのは寂しい。いくらエドワード・ノートンとの精神的な繋がりを強調しても,微妙にエロティックなものを含む前2タイトルと比べると,深みがなくなったのは事実。
とかなんとか,かなり酷評している感じですが,そもそも私の期待が不当に高かったせいが大きい。
映画としては,まずまずよく出来ていて面白いし,ストーリーも十分楽しめる。

評価
もう一度観たいか: ★★★★☆(もう一度じっくり観たい。天才捜査官の捜査っぷりに100%はついていけなかったので)
人に薦めたいか: ★★★★☆(話は面白いし,よくできてるので)
〔理由〕
ま,羊たちorハンニバルが面白かったなら,観て損はない。

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